どうも、らく助です。
新型コロナの話題ですが、本日は抗体についての話題を一つ。
ウィルスに感染した人が入院し、2週間後に再検査して陰性になれば退院という流れですが、
本当に回復しているのかというのが大変気になるところです。
その理由として、海外でも退院後に再感染というのが相次いでいるからです。
本日は興味深いレポートが中国から上がってきましたので記事にいたします。
中国の研究チームによると「回復した3割が十分な抗体を持たず」
一度かかると人は抗体を持ち、2度とウィルスには感染しないというのが共通認識でしたがそれを覆す研究結果が中国から報告されました。
「回復した人の3割が十分な抗体を持たず」と中国の研究結果:新型コロナウイルス<中国の復旦大学の研究チームは、軽度の新型コロナウイルス感染症から回復した175...Newsweek Japan
<研究結果の内容>
- 発症後に10日~15日経過すると抗体が体内にでき持続するのが通常
- 175名の被験者のうち、30%が抗体が低く、そのうち10名は抗体力価が最低レベルだった
- 60歳~85歳の被験者は、15歳~39歳の被験者より抗体力価が3倍高かった
- 回復した人が再感染が海外でも日本でも相次いでいる
上記が真実だと、今後6割、集団免疫ができれば落ち着いてくるという説も全く異なってくるということになる。集団免疫というのはUKの最初の対策(現在はロックダウンで対策)候補に挙げられていたものですが、人々の6割感染すれば、状況が次第に落ち着いていくという考えです。
日本の6割は7000万人以上です。
ただこれには犠牲者が多くなるということでUKは集団免疫を選択しませんでした。
韓国では回復した91名に再陽性の反応
ロイターは、韓国で回復した91名に再陽性の反応が確認されたと報道しました。。
再感染というよりかは再活性という可能性もあるということですが、
ウィルスが体内に残っており、免疫力が下がった時にウィルスが再活性された
という話である。帯状疱疹やヘルペスみたいですよね。
South Korea reported at least 91 recovered patients from the new coronavirus have tested positive again, saying the virus may have been ‘reactivated’ https://t.co/FhjSAOB9l6 pic.twitter.com/91ak7tZPdY
— Reuters (@Reuters) April 10, 2020
ウィルスは体内で強毒化する?
中国の調査チーム鍾南山医師が、新型コロナウィルスは体内に生存しやすくなるように変異し、感染力が強まっていると述べました。
コロナは変異をするということが言われていて、それで体内にも長く生存するという研究結果が出たということです。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/amp/000181594.html?__twitter_impression=true出典:テレ朝 news
まとめ、各国の研究の結果を待ちたい
確かにこのウィルスに対しては薬もなければ、ワクチンもなく
約2週間で抗体が出来た後に退院というのが通念なのだが果たして完全に回復しているのか、
ウィルスはどこにいったのか
ウィルスは体内でとどまり続けるのか、免疫で抑える形になるのか
そんなところが本当に気になるウィルスです。
感染しない、感染させない、手洗い、ソーシャルディスタンス
予防に気を付けましょう。

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