どうも、らく助です。
新型コロナの症状に関しては、本当に世界中の医師が発信しており研究が進んでいます。それだけまだ分からないことが多くあるのが事実です。
こちらのブログでも、以前、肺炎だけでなく、心臓病や小児川崎病に似た症状が新型コロナには存在するということを記事で取り上げました。
関連記事>>>>

そしてそれらの症状は「血栓」がもたらすものであるということが海外では伝えられ始められてます。
新型コロナの症状で最も不思議で危険な症状は「血栓」である
本日は海外のメディアで、新型コロナの特質する症状に共通するのが「血栓」だということを取り上げていました。非常に興味深い内容でしたので、一部内容を翻訳し、紹介いたします。
日本でも新型コロナへの関心が薄れてきたときが一番、人々が予防対策を怠ると思いますので
この症状がいかに危険なのかを感じていただければと思います。
Many of the coronavirus’ most mysterious and dangerous symptoms have one thing in common: blood clots. This isn’t solely a respiratory infection.
– Business Insider
科学者や医師が新型コロナの血栓に注目、多くの報告がある
日本では、この血栓という症状について報告が少ないのですが、この記事を読む限り
世界中で、新型コロナは、「単なる呼吸器感染症」ではないという報告が上がっているようです。
今、世界中の医師が注意して見ているのが新型コロナの「血栓」というものです。
- 血液が濃くなると血栓が形成される
- 静脈を通る血流が妨げられる
- まず足や腕に発生する
- 肺や心臓、脳に血栓が移動することを確認している
- 深刻なケースでは脳卒中や心臓発作や肺塞栓症を引き起こす
- なぜ新型コロナがこのような血栓を引き起こすのかミステリーである
アメリカの俳優が新型コロナに感染、血栓により足を切断
以前、ブログの記事でも取り上げましたが、新型コロナに感染したブロードウェイ俳優の
ニックコルデロ氏は右足に血栓ができ、血液が凝固し、切断をしないといけなかったということです。
これは血栓に一つのケースですが、世界中の医師は血栓が腎不全や心臓の炎症、免疫系の合併症を引き起こすということを話しているようです。
ドイツからの報告、新型コロナの患者の4分の1に肺塞栓症で死亡
ドイツの研究者からの報告で新型コロナの患者の4分の1に肺塞栓症を確認し、死亡しているということです。血栓が肺に移動し、肺動脈からの血の移動を遮断するということです。
日系メディアルでも、ドイツの新型コロナの患者の58%が血栓、凝固異常により死亡しているという記事を取り上げています。
COVID-19死亡患者12例の剖検で58%にDVTあり
RT-PCR検査を行った10人中6人に中等度のウイルス血症-日経メディカル
脳卒中や心臓への血栓の危険性
アメリカの医師は軽度の新型コロナの症状のある30代~40代の若い患者に脳卒中が見られたということを報告しています。
日本では若者であれば軽症で済むということを安易に言う専門家がいますが、海外ではこのような軽症の若者の血栓という症状に注目し、研究が進んでいます。
コロナつま先、皮膚の炎症
そして「コロナつま先」という症状に関しても、足の血管の小さな血栓が原因であると言われています。下記は研究している医師の分析です。
- 新型コロナは胃、肺、心臓、血管等、ACE2と呼ばれる受容体を介して細胞を攻撃する
- ウィルスが血管壁のACE2受容体にけっごうすると血栓ができる
- SARSや豚インフルエンザも血栓のリスクが高い
時間がたてば、新型コロナの感染へのリスクを忘れる
緊急事態宣言が解除され、人々は新型コロナを忘れてしまったように活動を開始いたしました。
しかしながら、新型コロナの症状は「単なる呼吸器感染症」ではないという結果が出ています。
若い軽症患者からの血栓による脳卒中もアメリカでは確認されています。
果たして日本では新型コロナは大したことないという雰囲気になっていませんでしょうか?
メディアはしっかり、海外の新型コロナの研究結果を報道してほしいと思います。私たちは、手洗い、ソーシャルディスタンス、不要不急の外出自粛を継続しましょう。
本日は読んでいただきありがとうございました。
コメント