どうも、らく助 (rakuskeblog)です。
連日、新型肺炎コロナウィルスの情報をブログで発信しております。
日本メディアは一部でコロナウィルスで騒ぎすぎと言われていますが、
実は海外ニュースのトップニュースでもトップはコロナウィルスです。
アメリカは、大統領選とコロナウィルスが毎日のトップ2大ニュースです。
ロサンゼルスがコロナウィルスのため緊急事態宣言を行い危機感が高まっています。
【新型肺炎】ヨーロッパの最大の懸念国イタリア
イタリアはいつしか「欧州の武漢」と呼ばれるようになりました。
3/6 現在感染者数が10万人を超えてしまいました。
中国 80,556 (死者:2931名)
韓国 6,593 (死者:42名)
イラン 4,747 (死者:124名)
イタリア 3,858 (死者:148名)
日本 381
クルーズ船696
WHOの最大懸念国の4か国は、韓国、イラン、イタリア、日本ということでした。
ヨーロッパの中でも突出しているのが、イタリアです。
感染者もさることながら、死者が148名とかなり犠牲になっているのが気になります。
イタリアのコロナウィルスの致死率は3.5%(※3/5 現時点)と言われています。
WHOが出したGlobal平均の致死率が2%です。
※ちなみに日本でのインフルエンザ致死率0.1%です。
イタリアがヨーロッパの中でも感染者、死者数が増えている理由
今、イタリアで感染が広がっている理由として言われているのが下記になります。
1月末に2名の中国人観光客がイタリアでコロナを発症の報告があり、それから
瞬く間に患者数が増えいます。ただ上記の2名ではなく、もともと中国への往来が
多かったというのが理由だと言われています。
- イタリアへの中国からの移住者が多い
- イタリアでの中国人街も多くある
- 中国からの観光客が多い
- イタリアには日本と同じくらいの高齢化社会である(※高齢者が重症化しやすい)
- 北イタリアの地域を中心に感染者が多い(地域に特性がある?)
- 重症者の医療体制が十分に対応できていない
3/10時点のイタリア地域別死者ですが、468名は大多数がLombardyという地域です。
※イタリアは医療崩壊したから死者数が増えているという人に見ていただきたい地域別死者数です。北イタリアの一部の地域に特質しているということはあまり知られていないと思います。
https://www.statista.com/statistics/1099389/coronavirus-deaths-by-region-in-italy/
決してイタリアはヨーロッパの中でも医療が劣っている国ではなく、感染予防措置も非常に先進であるということです。イタリアの人口の23%は65歳以上というデータもあります。
日本の65歳以上はどれくらいの割合かというと下記です。
65歳以上人口は、3,558万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も28.1%となった。
出典:内閣府ホームページ
現在のイタリア政府の現在までの対応策
- 中国との飛行機の発着禁止
- すべての学校を休校にする
- 街を封鎖
- セリアAのようなスポーツイベントの無観客試合
- 美術館や博物館の閉鎖
海外メディアもイタリアからヨーロッパ全体に広がることを懸念
ヨーロッパでは、イタリアを中心に、フランス、ドイツといった国で急速に増加傾向にあります。
日本もイタリアの共通点は高齢化社会であること
イタリアで起こっていることの原因は、日本と同じコロナウィルスです。
日本も人口の構成上、高齢者がかなり多い、そのためこれから日本中で重症化する肺炎患者が増える可能性もあります。医療機関は果たして、PCR検査を適切に迅速に行い、重篤な患者をスムーズに治療できるだけの体制になっているのか、非常に懸念するところではあります。
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