どうも、らく助です。
本日は5月31日(日)です。
本日も北九州の第2波の続報を記事にいたします。
日曜日は東京でも感染者数5人と土日は保健所の検査が少なくなるため比較的少ない数字なのですが、北九州では12名の感染者が見つかりました。
人口比で考えると東京で100名見つかっているというのと近い数字かと思います。
そして何よりも小学校でクラスターが発生してしまいました。
これは国が最も懸念していたクラスターだと思います。
北九州の小学校でクラスター発生
学校でのクラスターはあまり記憶にはありませんが、富山で4月23日小学校の児童4名と女性教諭が1名感染でクラスターがありました。
おそらくそれ以降の小学校クラスターになるかと思います。
【北九州市 小学校でクラスター】https://t.co/66YucEHDUY
31日に北九州市の検査で判明した12人の新型コロナ患者のうち4人は小倉南区の小学校の児童だったことが分かった。同校は感染者の集団、クラスターが発生している状況。すでに消毒され、休校となっている。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) May 31, 2020
小学校でのクラスターは下記の内訳です。小学校はすでに消毒の措置を取っていて
休校を決めているということです。北九州市の一斉休校は行っていなく、午前中の授業や
登校時の健康チェックなどの予防を実施しているということです。
守恒小学校 4名
企救中学校 1名
思永中学校 1名
私はなぜ北九州だけ?とは思っていません。これはこれから全国どこでも起きうる感染拡大の事象であり、自粛やロックダウンを解除をすればこのようなことになるということは韓国やドイツを含め、世界中で証明されています。そして北九州市は徹底的に陽性者の濃厚接触者をPCR検査しているため
陽性者が多く見つかったということも言われています。
無症状であっても陽性者に変わりわなく、適切な検査、隔離が必要なのです。
現在、そのPCR検査の体制が整ってきたのであれば、検査を増やすべきであるというのは
当然、求められてきたことです。
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北九州の第2波を受けて国の反応は?
この小学校でのクラスターの発生は、現在全国で6月に向け学校を再開する動き
が出ていますが、「ちょっと待て」というブレーキになる可能性が高いと思います。
むしろそうならないとおかしいと思います。
このまま進めていくと他学校でもクラスターが発生する可能性があり、そこに対策を持ち合わせていないのであれば、子を持つ親は心配でたまらないと思います。
私の知り合いの親は、小学生の息子がいるのですが、6月に小学校が再開されても、学校に通わせないことを学校に伝えていると言っていました。
全国にこの対応をする親は、多く出てくると思います。
おそらくこの北九州の第2波は、国も予想できなかった事態だと思います。
少数でポツポツレベルのクラスターであれば追跡可能ですが、北九州の感染状態は
ここ数日経路不明が多く、そして起こるべくして
小学校クラスターも発生してしまったと言えます。
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上記の記事でも記載していますが明らかに北九州では市中感染が進んでいると見たほうがよく、経路を追えていないのが事実です。
西村大臣の記者会見
31日に西村大臣の会見で、東京都と福岡県の状況を見て感染経路や濃厚接触者を特定できている割合が高いとして
「大きな流行が来ているとは見ていない」と述べています。
そして今の段階で緊急事態宣言の再指定は考えていないということです。
北九州での増加を受けネット、SNSでの反応
- 北九州は25日から今まで対象ではなかった無症状の濃厚接触者も検査をするようにしたらこの大人数だそうです。
- 先週感染が分かった人は、人間ドックにきてたまたま病院がコロナの検査をして感染が分かった、緊急搬送されたときに検査したらコロナが発覚したとか、無自覚症状の人が検査で発覚したパターン。
- 2人の子供を持つ親ですが、学校の再開をこのまま受け入れていいか不安が残ります。
- 福岡はコンパクトシティで市外に通勤する人も多いし、福岡市も無自覚症状の人がたまたま感染発覚してないだけで、潜在的にはいそうな気がする
- このままだと博多や関門海峡挟んだ下関にも拡大する恐れもあるよね
- ほとんど追いかけられていると言っているが、この逆です。ほとんど原因・追究できていないのが現状です。
- ネット、SNSの反応
果たして学校再開のリスクは問題ないのか?
一部では子供は重症しにくい、感染をしにくいから学校を再開しても大丈夫だという専門家もいますが、この未知のウィルスはワクチンも薬もないのが現状であり、疫学的に子供が感染し重症化しにくい理由というのも明確には分かっていません。
この北九州の小学校クラスターを見ても、新型コロナというのは感染拡大に関して本当に侮れないウィルスだと思います。
何よりも新型コロナに関して、感染をさせるほどリスクというものは現在ないのです。
感染した児童は現在症状がないということですが、この症状がないというのが一番厄介なのです。
症状がない児童や学校教諭や学校関係者が感染していれば、学校で感染を広げてしまうという
可能性があるからです。私は非常にリスクだと考えます。
国は下記のように言ってますが、学校で蔓延したら大変です。
全国には小児呼吸器などに基礎疾患を持ったお子さんも多いです。
新型ウイルス、まん延の恐れ高いが学校再開は問題ない=菅官房長官
新型ウイルス、まん延の恐れ高いが学校再開は問題ない=菅官房長官菅義偉官房長官は26日午後の会見で、新型コロナウイルスについて、まん延する恐れが高いものの、新学期から学校を再開する方針を変更する必要はないとの認識を示した。-Reuters
皆さんはどう思いましたでしょうか?
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そして海外では新型コロナに感染した子供の川崎病に類似した症例も発見され
研究が進んでいます。
北九州の小学校でのクラスターが、学校再開のブレーキとなる可能性もあると思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
また新型コロナの情報を発信していきます。
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