どうも、らく助です。
連日、新型コロナのニュースが日本でも流れていますが
夜はYouTubeで海外の各国の首脳やドクターが発信しているものを
見るようにしています。
海外の首脳が英語で現在の状況を発信するのを見ていると
日本の政治家や役所は英語で発信することがないため
public diplomacy が本当に発達していなあと感じます。
public diplomacy
自国の対外的な利益と目的の達成のためにおこなわれる外交活動の一種。広報文化外交。広報外交。対市民外交。国益のために国家が意図を持って行うプロパガンダ(広報戦争)のこと。
出典:Wiki
オリンピックを開きたいのであれば、海外が日本の状況を理解すべく
現在の感染者数や検査数、検査体制、問題点、回復者数、症例
重症者数、死者数、地域別感染者数などを英語で正確に発信すべきだと思います。
NHK World News (英語)はありますが、正直浸透がまだまだです。
本当に海外に伝えるには、24時間インターネットYouTubeで英語で正確に発信する日本のメディアが
必要だと思います。アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツは政治家の発信、意図がうまく
海外に届く、日本の政治家からは全く届かない、そこが大きな差のように感じてます。
3/17 イタリアの現在の感染者数、死者数
イタリアは感染者数、死者数ともに、中国の次に増えており、重症者数を病床で治療するのですが
必要な医療機器(人工呼吸器)が足りなかったり、そもそも病床が足りなかったりと
医療崩壊が起こっているということが分かりました。
以前書いた記事でも書いたのですが、北イタリア地域で特に感染者数が増えており
救急車で重症者が運ばれてきたり、ドクターや看護師の数が足りず、病院がパンクしている
ということです。
本日、中国でアビガンの有効性が確認できたということでしたが
現時点で、治療薬、ワクチンがないため、危機的な状況であると言えます。

イタリアの感染者数:27,980
死者数:2,158
回復者:2,749
イタリアの病院の現状の深刻さ分かるニュース
北部のミランの近くのクレモンナという町の病院の状況です。
患者がベットに下向けに寝かされ、人工呼吸器につながれて
治療を受けております。常に酸素を提供する音が病院に流れます。
毎日のように死亡する患者が出て、現実は非常に厳しいとドクターが語ります。
ドクターも寝る暇がないくらい患者の対応に追われるような状態で
中国の武漢の病院と同じ光景を見ることが出来ます。

日本もイタリアの共通点は高齢化社会であること
イタリアの人口の構成上、高齢者がかなり多い、65歳以上が25%近いです。
死者数も70代、80代が80%近くしめております。
- 北イタリアの地域的な特性(元々中国の移民が多かった)
- 中国人の韓国客と移民の多さ(移動が多かった)
- 感染拡大につき医療崩壊が起こった(ドクター、人工呼吸器の不足)
- 高齢者が非常に多い
- ウィルスが強力な毒性に変わった可能性がある
イタリアに続き、スペインも感染者、死者数ともに急増
イタリアとスペインの死者数の増加が、武漢よりも早く進んでいるという状況にあります。
非常にクリティカルな状況がヨーロッパに訪れていると言えます。
NEW chart on coronavirus: we’re now tracking death toll trajectories as well as cases
• Deaths in Italy & Spain now growing much faster than they did in China at same stage
• More deaths in Italy in last 24h than on any day in WuhanLive version here: https://t.co/VcSZISFxzF pic.twitter.com/IM3jsHtCCy
— John Burn-Murdoch (@jburnmurdoch) March 15, 2020
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