新型コロナを軽視する専門家や学者がよく
言う今回のは4月の時と比べ
重症者や死者が少ない、弱毒化している
というのは誤りであったことが判明しつつ
あります。
今日本の中には経済を回したいがために、新型コロナを軽視しようという戦略に出ている専門家が出てきています。
結果として、感染を抑えないと経済も回らないということに気づいてほしいものです。
確実に日本全国で感染者は増加して、その中から重症者、死者も増えつつあることが報じられています。
国は感染者が急増しているのは度外視で、重症者が少ないから、緊急事態宣言は必要ないと言ってきましたが、それは8月に入りデータとして、高齢者の重症者と死者に現れてきているということが分かりつつあります。
新型コロナ 重症者や死者数が急増
重症者の数は、5月1日に全国で合わせて332人と最も多くなって以降減少し、先月10日には31人に。今月に入って急増し、13日の時点で203人と、緊急事態宣言が解除される前の5月20日以来、200人を超えました。 https://t.co/ajJnR0GO9F
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) August 14, 2020
7月は20代、30代が中心に感染が広がりつつあったから、重症者は少なかったですが、家庭内感染を経て、高齢者層への広がりが見られ、タイムラグがあったからという理由でしかないのです。
中でも大阪の重症者増加が早い
吉村知事の毎日のツイートでも、気がついているかもしれませんが、重症化の病床使用率が増えてきで、40%近い数字になってきています。
大阪の重症者70人、過去最多 https://t.co/djycwbBeB5
— 47NEWS (@47news) August 15, 2020
8月15日時点で70名の方が新型コロナにより人工呼吸器を必要とする重症化しています。東京は25名ですので、大阪が日本で1番多い数です。
重症化リストを見ても、軽症から重症化した人が多いことに気づきます。
大阪府の7月以降の重症者リスト(累計)です。
大阪府の報道発表資料より作成。高齢者、男性が目立ちます。 pic.twitter.com/PNa2v97J21
— 原発CaravanでGIS学習中 (@touture425) August 13, 2020
日本は地方が特に高齢者が多く、病床も少ないため、一旦若者から高齢者に感染が広がると医療が逼迫し、必要な人すら治療が受けられないということになります。
大阪は日本で特別ではないので、東京、他県でもこの傾向は増えていくでしょう。
感染が拡大すれば、若者から高齢者や基礎疾患を持った人に時間をかけて広がっていく、だからこそ国も行政もただ見てるだけでなく、市中の感染拡大を止めなければならないのです。
若者の意識はコロナを忘れて日常へ
新型コロナは若者の行動が試されているといっても過言ではないのです。
無症状の若者が多く、さらに活動範囲が広い。新型コロナの自粛に疲れ、マスクやソーシャルディスタンスは忘れ、新しい行動様式も守らない、そうなると感染は若者を通じて市中に広まっています。
今はクラスター対策で追跡ができないほどの感染が市中に広がっているのが分かります。
島根でも学生寮で90人を超える陽性者が確認されたことは記憶に新しいと思いますが、それ以降も、高校や大学でクラスターが相次いでいます。
高齢者は自分たちを守るために外出を自粛しているため、6月、7月に高齢者に感染が広がってなかったのだと思いますが、それは家庭内感染で崩れてしまうのです。
若者は想像力をもって、感染しない、させないということを徹底すべきです。
また国や行政は若者への呼びかけ、メッセージを発信すべきです。今の状態は全く伝わらない、届いていません。
未知のウィルス、感染後の後遺症や再感染、血栓などわからないことばかり。
今は外での外食、居酒屋、カラオケ3密を控えましょう。自己防衛と家族や近い人に感染させないという意識を持ちましょう。
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