どうも、らく助です。
こちらのブログ記事でも書きましたが、韓国が規制を緩和した後に夜の街のクラブで大規模クラスターが発生しました。
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本日は日本でも39県の解除を政府が発表しましたが、それに合わせ
韓国の例を挙げ、今後感染の第2波が発生する可能性にも言及しました。
5月14日時点で、韓国のソウル市の梨泰院（イテウォン）にあるナイトクラブ（ゲイバー）で
発生したクラスターは、感染拡大を続け１２０名以上を超える感染者を確認したと伝えております。
クラブで感染をした人からの家族への２次感染、３次感染も確認され、その拡大は止めることが
出来ない状況です。2次感染は40名程度確認をしているということですが、
クラスターの怖いところは、クラブのような人が接触する密の状態
最初に20代男性はマスクをせずに、3つのクラブを渡り歩き
たった1人が数十人へ感染させて、そしてさらにクラブで感染した人が
家に帰り、家族に移す、そして家族がオフィスや学校に行き感染をまた広げるということが
この新型コロナというウィルスには起こりうるということなのです。
いまだにコロナはインフル並みだという人がいますが、
未知のウィルスであり、肺炎の後遺症、再感染、再陽性を含めまだわかっていません。
既に分かっていることもあります。高齢者や基礎疾患を持った人にこのウィルスが
牙を向きます。
しかしながら海外では、子供や若年層にも川崎病似の様々な症状が出ています。
医療従事者が防護服を着る、各国が経済ダウンを顧みず都市封鎖を行うということは
決してやりすぎではないのです。専門家や著名人が日本の致死率を理由に
大したことないということを言っている人がいましたら、リスク管理の観点から
物事を考えることが出来ない人だと考えて大丈夫です。
世界中ですでに30万人以上が新型コロナによって命を落としています。
規制が解除されても、感染者数が減っても決して侮ってはいけません。
日本の政治家はメッセージを伝えるのが極めて下手です。
若者へそのリスクというものが伝わらないため、再度感染を広げることにつながるのです。
韓国は、14日までにクラブ関連の3万5千人の検査を完了したということですが
その検査の速さには驚くべきものがあります。
純粋に日本は韓国の検査体制を見習うべきなのです。
感染症学の先生が言ってましたが、データが多くないと戦略が立てられないのです。
クラブに行った人の中には10代の大学生や塾講師、軍人、英会話講師など含まれるということです。
梨泰院（イテウォン）は日本でいう横須賀のような場所です。
実は5月2日に元KARAのリーダーパクギュリがこのナイトクラブに訪れていたということで韓国で非難を受け、謝罪をするという事態になっています。ナイトクラブでも本人がダンスをしている映像も
見つかっており、本人は事務所を通じ謝罪をしましたがSNSインスタグラムには非難のコメントが続き、非公開の状態が続いているそうです。
ギュリは「皆さんがソーシャルディスタンスの期間を守っている時に、その基準に従わなかったことを謝罪いたします。深く後悔をしています」と述べました。
韓国政府はこのクラスターの追跡をする際にスマホの位置情報やクレジットカードの登録情報
で、該当の日時にそのクラブを訪れた人を特定し、検査を受けるように連絡をすることが
出来るようです。また検査を断った場合は約17万円の罰金を科すことも考えているとのこと。
日本では上記の追跡は個人情報保護の観点のもとこれを実施するのは
なかなか難しいような気はします。
生活防疫という名のソーシャルディスタンスの期間を制定している韓国でも
このナイトクラブでの大規模クラスターが第2波の到来ということで韓国では衝撃が走っており
封じ込めに成功していた韓国にも更なる試練が訪れたということになります。
日本も本日感染者が比較的出ていない県を中心に39県を緊急事態から解除いたしました。
これを機におそらく夜の街ではクラブやバーなどに自粛に疲れた若者が訪れることでしょう。
そして韓国のナイトクラブで起こったようなことが、東京や大阪や都市圏でも起きる可能性は
十分にあります。
緊急事態宣言やロックダウンを安易に解除することは、問題ないのか？
規制を解除によってどうなるのか？
新型コロナウィルスの感染力はそれ程甘くないと思った方がよさそうです。
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