新型コロナに関しては、世界の情勢を知ることで日本の将来の予測が出来るということがあるので、
海外サイトを中心に情報収集をしております。
日本での感染者状況というのは日に日に増えていき、抑えが効かない状況になっています。
そして非常に懸念すべきことが、病院内感染、デイケア(老人ホーム)などでのクラスター
感染です。
台東区の永寿総合病院に代表されるように、一旦感染が増えると病院の医師や看護師、
そして治療のため入院している高齢者の患者へ感染が広がるという状況に陥っています。
日本中あらゆる医療機関が起きているような状況です。
このコロナウィルスは目に見えない強敵だと言われています
特にこの新型コロナウィルスのやっかいなところは
無症状で全く普通に生活ができ人達が感染し、日常を行動することによって
感染は市中で広げているという事実があるということです。

無症状であるがゆえに、感染しているということは本人に自覚がありません。
そして通勤中や仕事の現場や居酒屋、夜のクラブ、バー、キャバクラそんなところで
感染が広がっているのです。
経済活動を辞めてしまうと収入がゼロになり、家賃も払えなくなる
でも一方で、経済活動を進めていくと感染拡大し、高齢者や基礎疾患を持った年齢層を問わない
人達の命を奪っていく可能性がある、人類に突き付けられた深刻なウィルスとの闘いを
迫られていると言ってもよいです。
もし、少し感染者が減って、経済活動を再開すればまた感染が広がり、オリンピックなどで
海外から人を受け入れてしまった場合などは第3波、第4波となって感染また広がるという
ことになってしまう可能性が高いと予想されます。
恐らくこの新型コロナウィルスというのは、人類がこれまで歴史上に闘いを経験してきた
ペストや天然痘、スペイン風邪などと同じ100年に一度レベルの歴史の教科書に記録されるほどの
出来事となると言われています。
今から100年前にスペイン風邪というパンデミックが世界中で流行しましました。
第一次世界大戦中だったのですが、高齢者よりも、多くの若者の命がこのウィルスによって
犠牲となりました。そして多くの妊婦も犠牲になったと言われています。
発生から3年続き、人々は長い感染症との闘いを終えました。
関連記事を書いておりますので、ご興味があれば見ていただけると幸いです。

4/12 現在の世界の感染状況
現在の世界の状況を見ると感染と確認された人が170万人、死者数が11万、回復者は41万人。
グラフを見ると、3/26 から急増しているのが分かります。
各国、強制力のあるロックダウンを強いているのにもかかわらず
非常に多くの感染者と死者を題しているというのが深刻な現状として分かります。
アメリカ 感染者53万人 死者2万人
スペイン 感染者16万人 死者1.6万人
イタリア 感染者15万人 死者1.9万人
フランス 感染者12万人 死者1.3万人
ドイツ 感染者12万人 死者2800人
UK 感染者7.8万人 死者9800人
現在の感染状況を確認できる3つのサイトです。

4/12 日本の感染状況です。
日本の状況も日に日に悪化しております。その中でも東京の感染者数は
毎日200人前後を記録しており、その内訳としては院内感染と市中感染です。
クラスター対策で追跡できない市中感染が広がり続けて、全くどこで
感染したか分からない、「自分の会社のあの人が感染した」「知っている芸能人やスポーツ選手
が感染した」というところまで迫ってきているというような緊迫した状況です。
明日は我が身と思って準備をした方がよいと思います。
家族がいる方は、自分が感染したら家族に移さない、息子や娘が感染したら自分や妻は
どうするということをシュミレーションしておくべき時に来ています。
また近くに高齢者がいる場合は、絶対に移さない、離れて暮らすという選択も求められます。
感染者が確認された職場やオフィスはしばらく封鎖され、出入り禁止になることが多いです。
感染者になった場合は、東京の場合、軽症の場合はホテルなどでの隔離(医師1人常駐)
一般的には2週間ほどの隔離で、再度のPCR検査で陰性になれば退院だと言われています。
重症の場合や基礎疾患を持った高齢者は病院へ入院し、医師により適切に処置をされます。

出典:都道府県別新型コロナウイルス感染者数マップ(ジャッグジャパン株式会社)
都道府県別新型コロナウイルス感染者数マップ日本国内の新型コロナウイルス感染者を、ほぼリアルタイムに地図上にプロットして可視化する高機能ダッシュボードです。
今、世界中で不安を感じている人が多くいます。
この新型コロナはまだワクチンも薬もないため、私たちはそのウィルスと戦う武器がない
状況なのです。
日本の医療従事者の方も毎日のような院内感染が報道される度に、次は自分の病院で
発生するのではないかという危機を持っているようです。
防護服、ゴーグル、N95というマスクをしていても、世界中では多くの医療従事者が
犠牲となっています。イタリアでは感染により100人の医師が犠牲になりました。
すべての医療従事者が世界中でこのウィルスと戦っています。
私たちが感染者となるとこの医療従事者が命のリスクをかけてでも
助けようとしてくれているのです。
医療従事者の人たちが声をそろえていうのがStay at home

私たちが今できることは何か、感染をしないよう外出をしないということなのです。
Stay at home
今私たちにできることは何か?
それがこのウィルスによって突き付けられています。
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