日本でも馴染みのある香港の民主化の女神
アグネスチョウ氏(23歳)が、
香港警察により国家安全維持法に
違反をしたということで逮捕された。
彼女は裁判で、有罪判決を受けており
12月に刑を言い渡される予定だったが
昨夜、香港警察が彼女の自宅に行き、
急遽、逮捕したとの衝撃のニュースが入った。
#hongkong
Prominent Hong Kong democracy activist Agnes Chow looks out of a car window while being driven away by police from her home after she was arrested under the new national security law in Hong Kong late on August 10, 2020.#AFP pic.twitter.com/BQynNEpu6i— AFP Photo (@AFPphoto) August 10, 2020
彼女は雨傘運動の学生リーダーとし、民主活動化として注目され、堪能な日本語で日本に発信をするため、日本とのつながりも深い人物であった。
ただ、国家安全維持法という香港の一国二制度を終わりにする中国共産党のもと、この事は予想されていたが、本人も覚悟の上、香港に残ったのだと思われる。
現在、#FreeAgnesのタグが作成されSNSでは世界中でアグネスを解放しろというムーブメントが起きている。
また香港民主主義のメディア王のJimmy Laiも香港警察により逮捕された。香港での成功者であり、Apple Daily誌の創業者である。
昨日は国家安全維持法違反によりこの二人の逮捕されたことが世界の主要ニュースを駆け巡った。
中国共産党の香港への言論、活動化への圧力、締め付けが今後も強くなることが予想される。
Hong Kong police escorted pro-democracy media tycoon Jimmy Lai through the newsroom of his Apple Daily newspaper, as around 200 officers searched the office of the tabloid publication and removed boxes of evidence https://t.co/SulI7RKV7w pic.twitter.com/T78iPoGiVG
— Reuters (@Reuters) August 10, 2020
米政府はこれを受け、弾圧だと非難をした。米中対立も激しくなっており、香港の対応をめぐっても、国際的な論議が巻き起こりそうである。
—————-
その後、アグネス、ジミーライともに釈放された。国際的な世論の反発に、中国を動かしたのかは不明だが、一定の影響があっだことに間違いなさそうだ。
コメント