どうも、らく助です。
モーリシャスの日本のタンカーが座礁し、1000トンもの重油が流出した海洋事故から1か月、モーリシャスでは国を揺るがす事態となっていました。
船員がWiFiを探しに、陸地に近づいたことが原因で、インド人の船長が逮捕されました。
モーリシャスは国全体が、観光業で生計を立ているといってもよいです。
続報をお伝えいたします。
首都のポートルイスでは、重油流出事故の政府対応に対し、かつてない規模のデモが起きているということです。
重油流出のモーリシャス、デモに7.5万人 40年来の規模https://t.co/CDuedPL5F9
インド洋の島国モーリシャス沖で日本の貨物船から大量の重油が流出した事故を受け、首都ポートルイスでは29日、政府の対応をめぐり大勢の人が抗議デモを行った。— AFPBB News (@afpbbcom) August 30, 2020
これは、化学物質の大規模爆発があったレバノン、首都ベイルートでのデモと似ていますね。
ただ一つ大きく違うのは、日本のタンカーが引き起こした事故であることです。
そしてイルカが40頭死んでいたのが確認され、この調査もモーリシャス政府に求めています。
現時点で、重油流出事故とは関係ないということをモーリシャス政府は述べています。
モーリシャスで、日本の貨物船の重油流出や、汚染された海域近くで少なくとも40頭のイルカが死んでいた問題について調査を求めるデモが行われました。参加者は「ブラック・ライブズ・マター」になぞらえ「アワ・ライブズ・マター(私たちの命は大切)」と掲げて行進しました。 https://t.co/JzqOoesIBe
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 29, 2020
しかしながら油の中を泳ぐイルカも確認されており、生態系や動物に多大なる影響を与えています。
イルカたちの生存をかけた戦いが続いている。 pic.twitter.com/uc43ZTikxc
— ロイター (@ReutersJapan) August 31, 2020
おそらくモーリシャス政府は環境改善まで20年以上かかると言われているこの事故に対し、船舶会社に賠償金を求めてくるはずですが、日本政府側にも何かしらの働きかけをしてくると予想されます。
果たして、日本政府ができることはないのか?
環境省といえば、小泉大臣。
手腕が問われます。

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