時価総額TOP10に日本企業は入っているのか

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日本の企業はなぜグローバル化できないのか

国内では過去最高益を上げている大企業も海外進出やグローバル化をしている企業は?と言われると中々出てこないのが事実です。

最近の記事でソフトバンクGの孫正義会長が日本企業の未来を憂いていました。

孫正義氏、日本を憂う「このままでは忘れられた国に」

日経ビジネス

ソフトバンクは最近、世界で活躍できるベンチャーや海外企業へ投資を強めてますが、日本の企業には投資をしていません。

孫会長の言葉から分かるように、日本の企業に投資をしても将来のリターンが返ってこないと判断しています。

一般的にグローバル化できないのかの理由でよく言われるのが下記になります。

  • 年功序列型の企業体系
  • サラリーマン経営者のグローバルマインドの未成熟
  • 言語の障壁 
  • グローバルプロダクトサービスの開発能力の欠如

他にも色々あるのでしょうが、世界で戦えている企業ってトヨタ、ユニクロ、ソフトバンク、ソニー、楽天。。それらが真にグローバル企業なのかといえば言い難いです。

企業の価値で測られるのですが時価総額って時々ニュースで話題になりますが、今日本の企業って世界でどれくらいなんでしょうか。

Contents

  1. 時価総額とは何か
  2. 時価総額TOP10はどのような企業
  3. 日本企業の過去の栄光
  4. まとめ

1. 時価総額 = 株価 × 発行済み株式数になります。企業の現在の価値を図る指標としては時価総額が使用されるのです。
株式投資をする人たちは、この企業の時価総額を頭に入れて投資を行う判断をいたします。

2.時価総額TOP10はどのような企業

1位 Microsoft
2位 Apple
3位 Amazon.com
4位 Alphabet(Googleの親会社)
5位 Facebook
6位 Berkshire Hatheway
7位 Alibaba Group Holdings
8位 Tencent Holdings
9位 Visa
10位 JP Morgan Chase

 

アメリカの企業が8個、中国のAlibabaTencentがランクインしてます。
30位まで見ても、ほとんどがアメリカの企業になります。韓国サムスン電子が22位日本企業1位のTOYOTAはなんと43位です。

このTOP10企業を見てわかることは、グローバルIT企業、SNS企業、EC企業、世界銀行です。日本のIT企業、EC事業はTOP100にも全く入ってません。今はTOP5に入ってるGAFAが世界を支配してると言っても過言ではないです。みなさんの両親世代は上記のような企業の名を知らない人も多いのではと思います。

GAFA:グーグル(Google)、アップル(Apple)、フェースブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)の頭文字をとったTOP4

最近日本企業が新卒社員に1000万を出すということで報道されてましたが、優秀な新卒学生はこのTOP10の企業に入ったほうがはるかに優秀になれます。

プログラミングが優秀で、英語も堪能な若者は、TOP10の日本支社所謂、外資系企業に入り、海外本社に行くというキャリアパスが年収、待遇を上げる最速の方法です。

3.日本企業の過去の栄光

時価総額ですが、平成元年を見ると世界のTOP10に日本企業が7社入っていました。NTTや住友銀行、富士銀行、三菱銀行、東京電力。。。 バブル期日本企業はすごかったのです。銀行は今は合併して存在しない企業ばかりですね三菱地所がNYのロックフェラーセンターや多くのアメリカのビルを買ったということでも話題になりました。バブル期の日本企業は資金力がずば抜けていたのです。

それを見ていたアメリカの企業は震え上がったといいます。

30年立った今、それらの日本企業はどこにいってしまったのでしょう。

4. まとめ

時価総額のTOP10は、圧倒的な力で
アメリカのIT企業と中国のIT企業で構成されています。

個人的には中国企業のアリババとテンセント、ファーウェイと言った企業がグローバルで戦える、GAFAと渡り合うことができるという事実が大変興味深いです。

ファーウェイはGoogleのAndroid OSを辞めて、独自OSを自社モバイルに導入しました。
iOSとAndroidの2つに入りこむのごとくグローバルに挑戦を続けてる企業です。

日本企業は世界を驚かすような力がないと言われていますが、Appleはソニーの過去のウォークマンを見て、iPodなどを開発したと言われてます。日本の製造業はグローバルで戦うことを忘れてしまったのか。

それが悲しいかなFACT(事実)なのです。

 

 

 

 

 

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