どうも、らく助です。
本日はTwitterで話題になっていました「フィンランド新首相が週4日労働時間を検討」というニュースを読み解きたいと思います。
まず驚いたのがフィンランドの女性首相、34歳・・・
「世界で最も若いPM(首相)」ということです。
とても若いです。
政治家の年齢からも日本とフィンランドに違いがあるように思います。
働き方改革!週4日、1日6時間労働をフィンランド新首相が検討中
サンナ・マリン新フィンランド首相(2019年12月~)は週4勤務、6時間労働、週3休というところを計画しているようです。
- Sanna Marin, 34, said it would allow workers to spend more time with family
- In Finland currently it is normal to work eight hours per day, five days per week
- Sweden trialled six-hour working day in 2015, found it increased productivity
Finland's new Prime Minister called for a four-day working weekSanna Marin, 34, - who is the youngest head of government in the world - said it would allow workers to spend more time with their families. In Finland currentl...
サンナ・マリンはすべての労働者が家族ともっと過ごすことが出来るようにすべきだと言っています。またスウェーデンでは2015年から、実験的に6時間勤務を実施しており、労働生産性が上がったと記載がありますね。
フィンランドとはどんな国?
フィンランドとは北欧の国で、西はスウェーデン、北はノルウェー、東はロシアに接しています。私のイメージはやはりオーロラが綺麗な国だと思いますので、一度この目で見て来たいと思います。フィンランドの温泉にも入りたい♨️
人口:551.3万人
首都:ヘルシンキ
公用語:フィンランド語、スウェーデン語
有名なもの:オーロラの鑑賞、温泉地、サウナ、幸福度が高い、福祉国家
現在のフィンランドの労働日数、時間は?
現在のフィンランドは週5日勤務、8時間労働時間ということです。
ここは日本とあまり変わりはないようです。
ただドイツで働いている友人の話を聞くと日本のような残業を長時間行うという考えはなく
早い人は17時に退社、デンマークなどでは16時頃退社するという人も多いようです。
北欧は福祉の国家で有名ですが、労働環境というとこでも人権が守られている
ように感じます。また2020年から日本でも適用される
同一労働、同一賃金もヨーロッパ発の人権を守るという働き方です。

なぜフィンランド首相は労働時間を減らすことを計画しているのか
労働時間を減らす理由としては以下のようです。フィンランドでも労働時間が長いと感じておりそれが働き方としては、家族との時間を過ごすことを妨げになっていると感じているようです。
- 家族や恋人との時間を増やす
- 趣味やライフワークに時間を費やす
- 文化の面にフォーカスを置く
労働をすることで疲弊してしまい、週末ですら家族とも恋人とも会えないなんて、人生の重要性を今一度考えるべきです。
日本でも労働時間の長さが大きな問題になってきた
日本でも長時間労働が大きな問題となっており、「過労死」ということばは英語でも通じるほど特別な日本の働き方のマイナスイメージとなるような象徴のワードとなっていました。
月100時間を超えるような残業や深夜まで勤務、早朝から働く、それは果たして労働生産性という観点から見れば、明らかに負荷がかかる働き方であり、是正されるべき働き方です。
日本企業の下記の考えはまだ同調圧力のように残っており、グローバルから見ればそれは異様な働き方なのです。
長時間労働(残業)=上司、会社からの評価
上記を改める時に来ているのかもしれません。
女性の働き方も変わる。サンナ・マリンは注目の人になる
この動画を見るとフィンランド議会を見ても女性議員が中心になっていますね。
日本の議員は男性中心、平均年齢60歳らしいです。つまりはどこを対象に政策をたてるか、議員の多様性が明らかに日本は足りない、世界から遅れてると言わざる得ないのです。
女性や若者の働き方を変えるには、その代表となる女性議員や若年層の議員を増やすべきだと
思います。
日本マイクロソフトで実験的に行われた週休3日制
実は日本でもマイクロソフトのようなIT企業が週4勤務、週休3日を試験的に導入しています。
試験の結果として、労働生産性が40%上がった、社員の意識が変わったという結果を発表しており
働き方の意識も変わりそうな実験結果です。
まとめ、特に日本企業!ワークシフトが必要である
このようなフィンランドでの労働時間を減らすという改革を見て、労働時間、生産性とは何かということを考えた時に、ほんとにコアな部分(大事な部分)に時間をさ
けるという働き方、家族等のライフスタイルも含めにシフトをしていこうとするべきだと思います。
<ワークシフトが必要!!>
労働時間をただ長く過ごす、一生懸命働くという働き方
家族や恋人、友人の時間を犠牲にするライフスタイル
↓
限られた時間で、労働生産性を高め、コアな部分を作り上げる働き方
家族や恋人、友人の時間を大事にするライフスタイル


日本は外圧に弱い?
日本の働き方の改革はヨーロッパやアメリカの働き方に近づいてきています。
つまり、このようなフィンランドの取り組みを話題にするだけで日本内で大きな影響を与えることになるのです。
日本は外圧に弱いというのは事実です。
海外に住むというのも未来の選択肢
この週4勤務という働き方に、ぜひフィンランドやスウェーデンのような高福祉国家へ移住したいと思う人もいるかもしれません。未来の選択肢としてはアリです。
ただ、英語は今のうちから勉強した方が良いというのは言うまでもありません。
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