【英語スピーチから学ぶ人生哲学】スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチPart2 愛と喪失編

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どうも、らく助(@rakusukeblog)です。

本日は【伝説の英語スピーチから学ぶ人生哲学】スティーブジョブズ編 Part 2ということで記事を書きたいと思います。

2005年スタンフォード大の卒業式でのスピーチのPart 2は2nd StoryLove and Loss「愛と喪失」です。

英語を勉強するときに、自分の興味がある偉人のスピーチやプレゼンを材料とするのは非常に効率が高いと思います。

ジョブズのプレゼンやスピーチは、いつの間にか観衆がその世界に入り込む、魅了するといわれています。まだまだ英語が難しく聞き取れないという人もまずは日本語字幕を付けて、内容を理解しようとトライするのをオススメいたします。

Part1で記事にしました「点と線」でもジョブズが言ってましたが、興味がない授業はドロップアウトした興味がある授業へドロップインしたことが十年後に「点」「線」として繋がったと、英語の学習にも、興味があることにフォーカスをするということが大事なのです。

【伝説の英語スピーチから学ぶ人生哲学】スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチ Part1 点と線編
「伝説の英語スピーチから学ぶ人生哲学」ということで、2005年のスティーブジョブズのスタンフォード大学の卒業式での学生に送ったスピーチを読み解きたいと思います。 ジョブズは何かを達成するために選択を行うか、そしてそれが10年後線になるということを実践しています。ここから学べる人生哲学は非常に重要です。

 

 

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オックスフォード大の卒業式の伝説のスピーチ – Second Story –

 スティーブジョブズが実家のガレージから2名でビジネスを始めたことは有名ですが、特別コンピュータの設計に関して知識があったというわけではなく、優秀な専門エンジニアの友人(スティーブウォズニアックを始め)を集めて、最高のコンピュータ設計を進めていったというのが周知の事実です。彼の自伝の映画「スティーブ・ジョブズ」での重要なシーンとして描かれているのが、ガレージではんだこてを使ってコンピュータを設計する、それをストアに売りにいき、ジョブズが交渉し、買ってもらうというシーンです。

ジョブズが優秀だったのは、その場その場で、適材適所のエンジニア、人材を集めるという能力です。そのエンジニアはジョブズの右腕、左腕となり、アップルコンピュータを作っていくのです。

まだ見たことない方は、是非ジョブズの自伝の映画を見てみてください。

 

 

ライバルIBMの台頭、訴訟、敗北、マイクロソフトとの衝突、1980年代アップルは経営が傾き、株主が集まる会議でジョブズは自分が作り上げたアップルから解雇されます。

元ペプシコーラのCEO(ジョンスカリー)をアップルのCEOとして引き抜いたジョブズの文句、名言を知っていますでしょうか?有名の一文です。

Do you want to sell sugared water for the rest of your life, or do you want to come with me and change the world?

君は残りの人生、砂糖水を売って過ごしたいか?
それとも私と世界を変えたいか?

Steve Jobs

そしてジョブズが作り上げてきたアップル社、当時のCEOジョンスカリーから1984年突然解雇を言い渡されます。これがまさにLove and Lossで語られた喪失なのです。アップルという会社への愛、製品プロダクトへの愛、これまでサービスを作り上げてきたエンジニアや仲間への愛、それが一瞬にして無くなってしまったということをSecond Storyで述べております。

1984年は初期マッキントッシュが需要を謝り、売れなくなってしまった時期です。Second Storyの中で以下のように述べてます。

But then our visions of the future began to diverge and eventually we had a falling out. When we did, our Board of Directors sided with him. So at 30 I was out. And very publicly out. What had been the focus of my entire adult life was gone, and it was devastating.

Addressed by Steve Jobs at Stanford Univ, 2005.

しかし私たちの未来のビジョンは離れ離れになり始めて、脱落してしまった。
取締役の人たちは彼の味方だった。だから30歳でわたしはApple社から外に出たんだ。それは知られているが、私の全体の大人の人生にフォーカスをしたものは、もはや過ぎ去ってしまい、破滅を迎えた。

英文翻訳:らく助

Diverge:分裂する、分岐する、意見が分かれる
Board of Directors:株主、取締役
Devastating:破滅的な、壊滅的な

 

事実を受け入れ、次の道へ歩き出す

皆さんは後戻りはできないという経験はありますか?

その時出来ることは事実を受け入れ、次の道へ歩き出すしかないのです。
悲しみ、孤独に打ちひしがれてい、涙を流してても明日はやってきます。

ジョブズはアップルを退職した後、ジョージルーカスのルーカスフィルムのアニメーション部門を買収して、ピクサーアニメーションスタジオを設立します。誰もが知っているあのディズニーのピクサーですね。今やCGやアニメーション業界をけん引する会社に成長してます。

1996年アップルにNeXTComputerという会社を売却し、アップル社へ復帰をする。

アップル社から解雇されたことを振り返りこのようにSecond Storyで述べています。

Sometimes life hits you in the head with a brick. Don’t lose faith. I’m convinced that the only thing that kept me going was that I loved what I did. You’ve got to find what you love. And that is as true for your work as it is for your lovers. Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work.

Addressed by Steve Jobs at Stanford Univ, 2005. Second Story -Love and Loss

Brick: レンガ
Convince that:~を確信する
only way to be truly satisfied is : 真に満足できる唯一の方法は

時に人生はレンガで頭を殴られるようなことがある。ただ信念を失わないで。私は、唯一続けれたことは、自分が愛していたことを続けられたことだと確信しています。
あなたなら愛せることを見つけることが出来ます。それは恋人であってもあなたの仕事であっても同じことです。あなたの仕事は人生の大部分を満たすことなのです。心が満ち足りるする唯一の方法は貴方が素晴らしい仕事だと信じていることを行うことです。

英訳:らく助

ジョブズが復帰してからの2000年代がすごい

アップル社で一度解雇されても、他の企業を設立し、やはりジョブズじゃなきゃアップル社を任せられないというところ世に知らしめたが大きいと思います。

2000年にアップル社CEOへ復帰し、iPodそしてデジタル音楽への参入、iPhoneそしてiPad、iTunes
日本でも多くの若者がそのアップルの製品のとりこになりました。世界中でライフスタイルを変えるアップル社を突き動かしたジョブズの功績がまさに2000年代の復活劇から始まったのです。

2018年のアップルの従業員は?時価総額は?

 ジョブズ創業10年で4000人以上のAppleという会社に成長させましたと言っています。

ちなみに2018年時点でのAppleの従業員数は132,000人です。すごい成長ですね。

2019年時点でAppleは時価総額約100兆円の世界1位の企業へ変貌を遂げています。

 

まとめ、ジョブズのアップルへの愛と信念

このオックスフォードの卒業式のSecond Story 「Love and Loss」の中で述べられたものはジョブズが愛した会社と製品、サービスそして会社の社員やエンジニア達、その愛を持ちながら

苦難に合い、会社の成長に陰りが見え始め、自分の会社を解雇される経験、

「レンガで頭を殴られるような人生経験」があったからこそ

次への道と歩み始めることが出来たと述べています。そこからのアップル社の快進撃は、

世界中のライフスタイルを変えてしまったと言っても過言でないくらいです。

言い換えれば、その出来事がなかったならば、iPhoneは産み出されてなかったかもしれません。

本日は愛と喪失編ということで記事にしました。次回は最後ストーリー「Death」について記事にします。

 

 

 

 

 

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